2022.09.03
新潟日報さんにこの様な記事が載ってました。詳しくは9月3日の新潟日報をご覧ください。
2022/9/3 7:00
25日に本館などが閉館となる「CoCoLo新潟」
JR東日本が2024年春の全面開業を目指し、新潟市中央区のJR新潟駅で建設中の商業施設の概要が2日、関係者への取材で分かった。在来線高架化で生まれた1階部分を活用し、店舗スペースを大幅に拡充。土産や生鮮食料品店などの物販のほか、ラーメン店や居酒屋が並ぶ「横丁」エリアも展開する。リニューアルに伴い、駅構内の既存の商業施設「CoCoLo新潟」のうち計40店が今月25日までに営業を終了する。
新潟駅は今年6月に在来線の全線高架化が完了し、駅ホームが3階に、改札が2階に集約された。新駅舎では、高架下の南北道路を挟んだ東西1階と2階が新たな商業施設となる=図参照=。
JR東日本は「新潟駅高架下駅ビル(仮称)」として、24年春の全面開業を目指している。日常使いの利便性を高めるとともに、観光の側面からも駅利用者のニーズを取り込む考えだ。1階東側と2階の大部分は23年冬、1階西側は24年春の工期完了を見込んでいる。
万代広場に面した西側は駅入り口を2階までの吹き抜けとし、開放的な造りにする。1階部分の店舗面積は約7200平方メートルで、ファッション店やレストラン・カフェが並ぶ予定だ。
東側1階は約2200平方メートルで、生鮮品を含む食品売り場を想定。近隣住民や通勤客などの利用を見込む。
2階は東改札を出てすぐのエリアに約7800平方メートルの店舗スペースを構える。土産品や日用雑貨などの店舗を中心とし、期間限定ショップも並ぶ予定だ。また県内の人気ラーメン店や居酒屋などが軒を連ね、「横丁」の雰囲気を演出した飲食店街の構想も描いている。
リニューアルに伴いCoCoLo新潟のうち2階の本館と東、1階の中央が25日までに営業を終了する。土産品店や飲食店、ドラッグストアなど計40店が閉店となるが、家電量販店「ビックカメラ新潟店」などが入る南館や西側の施設は引き続き営業する。
現在は子会社のJR東日本新潟シティクリエイト(新潟市中央区)が、新商業施設へのテナントを誘致している。同社は新潟日報社の取材に「店舗の決定はこれからだ」とした上で、「日常的に使ってもらえる施設にし、県の玄関口として県産品などをそろえた発信拠点となればいい」としている。